新築一戸建てを探し始める時に、まずやるべきこと





昔から新築一戸建ての購入が夢だった方も多いでしょうし、全く考えていなくても、まわりの友人たちが新築一戸建てを購入したり、両親から勧められたりなどして、新築一戸建ての購入を検討し始める方も多いです。


購入の動機は様々です。


でも、今までに新築を購入したことのある方はほぼゼロです。


皆さん初めての経験なので、まず何から始めたらいいのか分かりませんよね。


やみくもに家を見て回っても、無駄足になってしまう事も少なくありません。


今回は新築の探し初めにまず何をすべきかについてお話しします。

購入動機を確認し、ゴールを決めましょう

ゴール



まず何のために家を買うのかを、再度確認しましょう。

  • 家賃の支払いがもったいない。

  • 子供の将来の為に財産を作っておきたい。

  • 賃貸マンションではなく、一戸建てでのびのび子育てしたい。

  • 家族が増えて、家が手狭になった。

  • 広い庭が欲しい。

  • 二世帯同居の必要がある。


と、新築購入の動機は様々です。


新築の購入は、このような夢をかなえるための手段であって目的ではないのです。


広い庭が欲しくて、新築の購入をするのに、妥協して庭のない三階建てを購入してしまっては本末転倒です。


色々な家を見ているうちに当初の目的を忘れがちですので、ここを家族で話し合って再確認しておきましょう。


予算の決定



住宅の購入はこれが全てと言っていいほど大事です。

自己資金と毎月の返済可能金額の確認

チェックポイント

 

  • 購入に充てる自己資金

  • 両親からの援助

  • 月々に支払い可能なローンの返済額

 

 



現金で購入する人は、ここで家の購入予算が決定しますが、ほぼすべての方は住宅ローンを組むので、住宅ローンの借入可能金額の確認が必要です。

住宅ローンの借入可能金額の確認


購入の予算が決まったら、住宅ローンの借入可能金額を計算してみましょう。


返済金額から借入可能金額の計算もできます。


各金融機関のHPにシミュレーターがありますので、それを使って計算してみましょう。


フラット35ローンシミュレーション


住宅ローンの借り方や借入金利によって多少変動しますが、ここでおおよその借入可能金額が分かります。

自己資金+住宅ローン借入可能金額=購入予算

 

エリアを決定



購入時に住んでいた地域や、双方の地元、お子様の希望の学校区などで探す方が多いです。


通勤時間の問題などもありますので、家族で話し合って慎重に決めましょう。


夫婦ふたりで特に地域にこだわりがない方は、物件に合わせて決めてもいいかも知れません。


ただ、ここである程度地域を絞っておかないとこの後の選択肢が広がりすぎて、物件の決定に時間がかかってしまう可能性があります。


物件を探す



ここでやっと物件を探しだします。


昔は新聞の折り込みや、近所の不動産会社に行って探してもらいましたが、今はスマホやパソコンで探したほうが効率が良いです。


地域ごとの価格帯や物件数など、ある程度把握することができます。


問い合わせをする不動産業者を決める



ここも非常に大事です。


ポータルサイトをみると、同じ物件が数社から広告が掲載されているばあいが多いです。


そういった物件は広告を出していない会社でも取り扱いできる場合がほとんどです。




問い合わせをした会社が、良心的な会社であれば問題ないですが、少なくはなりましたが、いまだに昔のやり方で余分な手数料を請求したり、おとり広告を行っている会社もあります。


色々な会社のHPを見て十分検討しましょう。

物件を見に行く



やっと物件を見に行けます。


実際に物件を見て、自分の希望に合っているかチェックしましょう。


物件を見る数ですが、1件だけで決める方もまれにいますが、他の物件の比較が出来ないので、最低3物件くらいは見るようにしましょう。


逆にあまりにも多くの物件を見るのはあまりお勧めしません。


価格や設備などは極端に違うことは少ないので、何十件も物件を見てしまうと迷ってしまい、決断することが出来なくなるかもしれません。


ここで気に入った物件が見つかれば、購入申し込みをして契約です。


まとめ



今回は、物件購入の初めにまず何をするべきかについてお話ししました。



今回はあくまで計画的に購入を進めるケースについてですので、実際はいきなり家を見に行ったり、順番が前後することも多いと思います。


最後にもう一度言いますが


住宅購入は夢をかなえる手段であって、目的ではありません


当初の目的を忘れず、物件探しをしていってください。


参考にしていただければ嬉しいです。