【初心者必見】住宅ローンの借り方と流れを徹底解説
住まいを購入するときには、ほとんどの方が住宅ローンを利用することになります。
ただ、住まいというのはそう頻繁に購入するものではないですし、住宅ローン自体もそう頻繁に利用するものではありません。
だからこそ、いざ住宅ローンを利用するとなったときにその借り方がわからないという方は少なくありません。
今回は、これから探し始める方向けに住宅ローンの借り方ということで、その流れとポイントについてお話ししていきたいと思います。
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まずは情報収集
住宅ローンの借り方なのですが、まずおこなうべきなのが情報収集です。
住宅ローン関係というのは複雑でややこしいイメージがありますが、やはり自分の住まいのために住宅ローンを組むのですから自分でしっかりと情報収集をおこなっておきましょう。
その上で考えるべきなのが、いくらまで借りられるのかいくらまで借りるべきなのかという部分です。
住宅ローンを利用したことのない方であれば、もしかしたら「住まいのためならいくらでも借りられる」と思っているかもしれません。
確かに住宅ローンという響きからはそのように考えられるかもしれませんが、実際にはいくらでもというわけではありません。
その人の年収に応じて、住宅ローンで借り入れできる金額が決まっているのです。
要は、住宅ローンにも借入限度額が決まっているわけです。
これは、無理な借り入れで返済に困らないようにという金融機関側の配慮であり、金融機関のリスクマネジメントでもあります。
また、思っている以上に借り入れができるからといって最初から上限まで借り入れをするというのもよくありません。
いくらまで借り入れをすべきなのかを考えるべきです。
もっと言うと、いくらまでなら無理なく返済ができるのかを考えるべきなのです。
住宅ローンに限らず、借り入れの際には常に返済のことを考えておかなければいけません。
次に金融機関の絞り込み
住宅ローンというのは、金融商品のひとつになります。
だからこそ、どの金融機関を選ぶのかも重要になってきます。
使える金融機関を調べて、その中でしっかりと比較検討をしていきましょう。
住宅ローンという大きな金融商品だからこそ多くの方が金利を第一に考えるのですが、実際には金利以外の利便性などもしっかりと考慮しておく必要があります。
金融機関を決めたら事前審査への申し込み
金融機関を決めたら事前審査への申し込みをおこないます。
建売住宅や分譲マンションの場合には購入の意思が固まった時点で、注文住宅の場合には間取りなどが決まって建築費用が出た時点で事前審査への申し込みをするといいでしょう。
複数の金融機関で事前審査をおこなうというのもOKです。
申し込みの際に必要な書類は、
一般的な会社の方
- 直近の源泉徴収票
- 住民税決定通知書または課税証明書
- 健康保険証のコピー
- 運転免許証のコピー
- 住民票
個人事業主などの方
- 直近3期分の確定申告書
- 直近3期分の決算書
- 健康保険証のコピー
- 運転免許証のコピー
- 住民票
といった具合です。ちなみに、事前審査はWEBからでもできます。
売買契約からの本審査
事前審査を通過できれば、いよいよ売買契約を結ぶことができます。
どちらにしても、事前審査後の本審査では売買契約書が必要になってきます。
この本審査に通過できれば、晴れて住宅ローンの利用ができるようになるのです。ただし、本審査で落ちてしまう可能性もありますので、その点は覚悟しておきましょう。
本審査になってくると必要になるものもかなり増えてきます。
家族全員が記載されている住民票や印鑑証明書、実印、本人確認書類、残高確認のための預金口座通帳のコピー、収入証明資料、売買契約書のコピー、重要事項説明書のコピー、建築確認済証のコピー、土地登記事項証明書など正直なところ、ここで挙げていってもキリがありません。
しっかりと確認した上で、不足のないようにしましょう。
本審査に通ったら晴れて住宅ローンの契約
本審査に通ったら、晴れて住宅ローンの契約を結ぶことができます。
基本的には各金融機関のローンセンターにて行われます。
最近は土日でも対応可能か金融機関が増えてきました。
このときに団体信用生命保険に加入することになります。
融資実行について
いよいよ最後の工程になります。
引き渡しや決済と呼ばれることも多いです。
売主・買主・仲介業者が金融機関に集まって、平日に行われます。
住宅ローン融資額が指定の口座に振り込まれ、そこから残代金などの支払を行います。
所要時間は約1時間、これが終わればマイホームがあなたの物になります。
まとめ
住宅ローンの借り方ということで、ザックリとではありますがその流れについてご紹介しました。
言葉にすると簡単に思えるのですが、実際にはいろいろな相手とやり取りをしなければいけませんし、自分で必要な書類を集めるだけも大変です。
人生におけるもっとも大きな買い物ですから、覚悟を持って挑みましょう。