建売住宅の購入と流れ(売買契約、ローン、決済、引渡し)を10のステップでマスターしよう!
本日は建売新築一戸建てを購入する時の、購入の流れについてお話ししたいと思います。
今から家を探そうとしている方にとっては、実際に家の引き渡しを受けるまでの流れって知りたい情報ですよね。
ここでは、実際に掛かる概算の時間とともに家探しの始めから引き渡しまでの流れを説明していきます。
クリック出来る目次
まずは物件探し
まずはSUUMOやアットホーム等のポータルサイトから気になる物件を探してみて下さい。
ポータルサイト以外でも現地の看板や、チラシなどでも大丈夫です。
LINEで問い合わせ
気になる物件が見つかったら、その物件の内覧希望や詳細についてLINEで問い合わせて下さい、最短約5分でご紹介可能かどうかお答えします。
気になる物件が見つからない場合はお探しいたしますので、希望の条件を伝えてください。
物件が見つかったら内覧
物件がご紹介可能でしたら、次は実際に物件を内覧してみましょう。
基本的には現地でのお待ち合わせになりますので、「わざわざ店舗まで行った上にアンケート用紙に記入させられ、1時間程あれこれ聞かれる」といった他の不動産会社でよくあるような事は無いので安心して下さい。
こちらから事前にお聞きしたい事がある場合は、LINEで事前にお尋ねします。
物件が気に入ったら購入申し込み
物件を実際に内覧して気に入ったら物件の購入申込書(買い付けとも言います)を記入して購入の意思を売主に示しましょう。
勿論この時に値引き交渉などもお受けいたします。
購入申し込みと同時に住宅ローンの事前審査
購入申し込みと同時に住宅ローンの事前審査を申し込みます。
売主にもよりますが、住宅ローンの事前審査が通っていないと、購入申込書を送っても、物件の一番手にもなりませんし、契約をしてもらうことが出来ません。
契約締結
諸条件の調整が終わり、住宅ローンの事前審査が通れば、次は重要事項説明と売買契約になります。
この時に手付金が最低でも50万円は必要になります(売主によります)
購入申し込みから契約までは、通常遅くとも1週間以内に行われることが多いです。
この時に建物の表示登記の委任状等も記入します。
住宅ローンの本申し込み
契約が終われば次は住宅ローンの本申し込みです。
銀行によって郵送で行う場合、銀行担当者と面前で行う場合に分かれます。
内覧会(現地チェック)
ローンの本承認が下りれば次は現地で物件の内覧会です。
物件の汚れや不具合、隣地との境界等を確認します。
所要時間は約1時間です。
金銭消費貸借契約
ここまでくればもう少しです。
次は金銭消費貸借契約(金消契約と大体呼ばれます)です。
銀行に行って住宅ローンの契約を行います。
金融機関によっては土日でも対応してもらえますし、自宅まで来てくれる場合もあります。
所要時間は大体1時間程です。
決済(引き渡し)
いよいよ物件の引き渡しです。
住宅ローンが実行され銀行口座に入ってきます。
そこから物件代金、諸費用などの支払いを行って完了です。
実際に合ったスケジュールのずれ
申し込みから決済まで、トラブルなくスムーズに行けばいいのですが、準備不足などが原因で遅れが生じることがあります。
その中のいくつかを紹介します。
銀行の本承認が遅れる
銀行の本申し込みから本承認までは通常の銀行ローンで、約1週間前後が目安なのですが、本申し込み時に書類が不足していたりすると審査が進まず、本承認が遅れてしまいます。
本承認が下りないと、建物の表示登記なども行えず決済が遅れてしまう可能性ががあります。
ネットバンクを利用すると決済まで時間がかかってしまう
通常の店舗を構えている銀行と違い、ネットバンクでは申し込みから決済までの期間が長くかかってしまいます。
その事を知らずにネットバンクを利用すると、決済に全く間に合わなくなってしまいますので、ネットバンクを利用する時は決済までのスケジュールに余裕を持っておくことが必要です。
最後に
以上が仲介手数料無料で新築戸建てを購入する場合の契約の流れになります。
契約から決済まで、完成物件で3週間~1か月程で完了するスケジュールなのですが、売主によっては2週間以内に決済して欲しいと言ってくる事もあります。
本人しかできない事を除けば、奥様などの代理人でも行う事が出来ますのでスケジュール調整もそこまで厳しくはないはずです。
まとめ
今回は建売住宅購入時の流れについて書いてみました。
完成物件の場合ですと、契約から引き渡しまで約1か月とものすごいスピードで進んでいきますが、一つ一つはそんなに難しい事ではありませんので、契約時に決済までのスケジュールをきちんと決めておけば問題ないかと思います。